村上春樹「ダンスダンスダンス」
メッセージ
昔読んだ村上春樹を地味に再読しています。
話の筋や内容は大体覚えてました。
でも、あれ?と思うくらい感想がまったく違う。その時々でまったく違った感想をもてるのは、面白いですよね。
成長した、のかどうかはわかりませんが。。。
昔、恋人と訪れたドルフィンホテルにふと呼ばれて、再び訪れるところから、主人公の長い旅は始まる。
エキセントリックで美しい少女との出会い。昔の同級生との再会。いくつかの事件・・・。
そんな中、本人はとにかくひたすらに踊り続ける、羊男に言われたように・・・。
昔は、そんなに具体的な感想も抱かなかった気がするんですが、
今回読み終わって、ちょっとほっとしました。
主人公が羊男と出会ってから、自分の周りで起こることやその流れに身を任せながら少しづつ何かを取り戻していく感じ。
ああ、良かったな、と。本当に大切なことや人、なにかを大切に思う気持ちを思い出せて・・・。
話の本筋とは関係ないですが、なんだかそんなに深刻にならなくても仕事はそれなりにあって、さらりとおしゃれな生活してて・・・、という感じは、この不況の時代の社会人にあっては「うらやましいねぇ」とつい斜に構えてしまったりもします。
つまり、全体的にバブルな感じなんですよね。それも時代なんですけど。
で、これって『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』の続編的な位置づけだと思うんですが、
もしかしたら3部作全部読んでないかも?と思って、次はこの3つを読んでみようかな。と思います。
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