梨木香歩「沼地のある森を抜けて」
メッセージ
ここのところ忙しくて、本を読む時間とともに感想を書く時間が取れなかったのだけれど、これだけは、書いておかなくては。という物語。
物語の始まりは、主人公の久美がなくなったおばから受けつくごとになった、先祖から代々受け継がれてきた「ぬかどこ」
ある日、ぬかどこから生まれてきたものに気づき、そのぬかどこの始まりと、そこから生まれる命のつながりをいやおうでもたどらずにはいられなくなるのだ。
そうしてぬか床を巡るうちに、酵母の研究者である風野さんと出会う。
男性でありながら「男というものはこうあるべき」という世間の考えをかたくななまでに拒否し、中性的な存在として生きようとする風野さん。
二人はぬかどこのルーツを追って、沼地のある森。をたずねるのだけれど、そこで生まれた二人の距離感とか、自分の中とか、他人との間にある境界が解けてなくなるような感じがすごくやさしくて素敵。
科学と非科学がごちゃまぜになったような不思議な話だけれども、その中に流れている感覚には、すごく感じるものがあったりして、とっても素敵な一冊でした。
最近の梨木さんの本では一番です。本にお茶こぼしたのが、非常に悔やまれます。。。
最近の梨木さんの本では一番です。本にお茶こぼしたのが、非常に悔やまれます。。。
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コメント
こんばんは^^
今年もまた nocchi さんのブログから素敵な本との出合いがありそうなそんな予感がさっそくします。
前の記事のイルカもとても気になる。
本にお茶・・・よくあることです。
大事にしたい本に限って!なのですよね。いつでも。
今年もどうどよろしくお願いいたします^^
投稿: Jewel | 2009年1月11日 21時09分
こんにちは。
この沼地のある森を抜けて。はすごくすごくおすすめです。特に女性に。
ナチュラルな気分になりたいときなんかに読むと、すごくいいだろうなぁって思います。
私は、本にお茶をこぼしがちですが、お風呂で本を読んでも濡らさずに上手に読めるのです。なんだかなぁ。。。
ということで、今年もよろしくおねがいします!
投稿: nocchi | 2009年1月12日 10時54分