« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月17日

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒 」

<p>メッセージ</p>
直木賞受賞作品だそうで。
 
ちょっと、奥田英男みたいな感じかな。文章の雰囲気がかさなる感じです。
読みやすくて、ユーモアがあって、でもどこかシュールだったり寂しげだったり。
 
まほろ町という、東京のはずれにある街の、便利屋さん。
庭の草むしり、お見舞いの代行、ペット預かりなどなど。。。
人生を斜に構えてみているような主人公が、変わり者の高校の同級生・行天と、偶然出会うところから、何気ない日常に変化がおとづれる。
なんか、突拍子もない出来事が起こったりしてるのに、飄々とした雰囲気なのが面白い。
 
最後はちょっと、しんみり。ほんわかとした一冊でした。
心地よい、読み心地です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

リリー・フランキー「東京タワー」

<p>メッセージ</p>

ベストセラーはしばらくたつと、古本屋さんで安くかえますね♪
出回る量が多いからでしょうか。
さて、ドラマ化、映画化、もう知らない人はいないっていうくらいではないでしょうか。
で、甘く見てました。
芸能人の書いた本でしょ、くらいに思ってました。。。
いやー、すごくいい本でした。表現も豊かで。
うちの旦那は、自分の現在の境遇と重ね合わせて、複雑な思いだったようですが、
私は、幼少のころの自分と重ね合わせて、わかるわかる。と思ったりしてました。
私の父が、おとんと良く似てるんですよ。
自分の都合だけで子供の都合も母の都合も関係なしって感じで。
気が向いたときだけ、家に帰ってきてた。みたいな感じ。私の小さいころの家の記憶だと、ほぼ父は不在。
でも、周りのみんなが思うほど、当事者の家族はかわいそうでもさみしくもないんですよね。
だから、なんか、「同情されてるなー」ってのがわかる年頃になると、「そうじゃないのになぁ」と思うんです。
そんなところが、リリー少年の気持ちとかぶるナァと思ったりしてました。

なんか、家族の温かみがある、素敵な物語でした。
いまや、ブックオフで100円で買えますし、まだ読んでない方はぜひ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »