角田光代「夜をゆく飛行機」
ある商店街の酒屋が舞台。
4人姉妹の四女里々子を主人公に紡がれる何処にでもいるようで、いない。そんな普通の家族の物語。
四女の里々子は受験生。
三女の寿子は応募した小説が文学賞を受賞し、
次女の素子は合コン三昧の女子大生で、
長女の有子は普通の主婦。
寿子の文学賞の受賞!なんて、ビックイベントもあれば、家族のちょっとしたニュース程度のこともある。
家族が多ければ多いほど、ストーリーはたくさんあって、友人ではなく家族だからこその関係が面白い。あらすじに書かれている通り、「変わらないようで変わりゆく家族の日々」それ以上の説明はないなぁと思う。
人生には正解なんてないし、いつも一生懸命ではいられない。
それでも、毎日時間は過ぎる。失敗したり、後悔したり、だらだらしたり、時々頑張ったり、喜んだり。で、また失敗して。成長して、みんな独立していったりするけれど、やっぱり自分の真ん中には家がある。なんか、そういうのっていい。
私も自分の旦那と、そんなふうに時間を重ねていけたらいいな。なんてね。
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