長嶋有「夕子ちゃんの近道」
第一回大江健三郎賞受賞作品。
主人公は古道具屋(アンティークショップ)のアルバイト。お店の2回の小さな物置で暮らしている。もちろんお風呂はないし、台所(と呼べるようなものもない)。
登場人物は少ない。店よりもネット販売に力を入れる店長と、買わない常連さんと、裏の姉妹と大家さん。あ、あと裏の姉妹の妹(これが夕子ちゃん)の彼。
主人公は何者なのか、何を考えているのか、あんまり語られないし表に出ないせいか、
なんかぼんやりと読み始めてぼんやりと読み終わってしまった。。。
私自身の感覚では「いい感じ」と思っているのだけれど、どう「いい」のかわからない・・・。
間違いなく魅力的な本だけれど、私にはこの本の魅力を伝える力がない。そんな感じ。
あ、文庫のあとがき(解説か?)が大江健三郎さんですが、あとがきを読んでなんだか「ぼんやり」がちょっとくっきりしました。
ちなみに大江健三郎賞って、外国語に翻訳され紹介されることを前提とした(?)文学賞らしいです。最後のあとがきに書いてありました。
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